商業登記-解散・清算
会社の解散とは、完全に会社が消えてなくなるということではなく清算会社になることをいいます。清算会社とは営業は行わずに、売掛金など残った債権については回収し、借り入れなどの債務については返済可能な部分だけ返済するといった残務処理のみを行う会社のことをいいます。
清算会社において残部処理が完了すれば、清算という登記を入れることになります。清算の登記が申請されて、初めて商業登記簿上から抹消され、会社が完全になくなることになります。なお、清算会社になっても解散の登記から5年以内の間であれば継続という登記を行うことにより再び会社は営業活動を行える状態にすることが可能です。会社を完全に閉鎖したいというときには解散の登記、続いて清算の登記を行うようにしましょう。
解散・清算のご相談に関するよくある質問
解散・清算に関する司法書士報酬および料金のご案内
費用の概算については、以下をご参考ください(具体的な調査内容、物件数、難易度により異なります)。ただし、報酬には登録免許税等の実費は含まれておりません。価格はすべて税込の価格となります。
手続き | 報酬(登録免許税等実費は別途) | 備考 |
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解散登記 | 30,000円〜 | - |
清算結了登記 | 15,000円〜 | - |